ちょっと大げさなタイトルにしてしまいました。
最近世間を騒がせたネタが、「西田敏行さんが違法薬物を使用していた」とのデマ。
発端は週刊誌で「大物俳優が薬物を使用していた」って記事。
その記事がどのように伝わって行ったのでしょう???
勝手な想像をSNSなどで拡散しない事(書かれた人の気持ちになってみて!!)
パソコン教室の講師としては、許せない事です。
以前は学校教育でインターネットの追い方の一つとして「インターネットには誹謗中傷やデマを書かない」って話して来ました。
当然、今のパソコン教室のブログのコースを受けられる方にもお話ししています。
誹謗中傷とかデマとかで傷つく人の事を考えてみましょう!!
特にツイッターなどのSNSは拡散する力が強いので、冗談で書いたデマでも、それを見た人が面白いって思えばリツイートって事をして拡散して行きます。
拡散は、ネズミ算方式!!
インターネットに書いている事はウソがいっぱい混じっている
私は、以前の仕事でプログラムを作っていましたが、インターネットで検索した方法でプログラムを作っても動かないって事が多々ありました。
当然ですが、その手順の通りプログラムを作るとちゃんと動くこともあります。
調べ事で検索をしていると、ブログの記事に当たる事が多いんですよね。
そのブログってどこまで信用できるんだろう?って思ったこともしばしば。
教育の中では「インターネットに書かれている事は全てが正しいとか限りません。正しいかどうか判断する目を持って下さい」ってお話ししていました。
最近はやりの「アフェリエイト」がクセモノ
アフェリエイトって他の人の興味のあるようなネタを探して、自分のブログに書いて自分なりの意見を書いたりするのが通常です。
そして、そのページを見た人が広告をクリックしてくれれば、クリック1回で数円~数十円が自分の懐に入るって仕組みになっています。
その「自分なりの意見」がクセモノ。
適当な事を書いて、「・・・・かもしれない」とか「将来・・・・になると思われる」なんて書いて、自分の意見には責任を持たないよって事を意図した言葉を付けています。
その、自分の記事には責任を持たないよって逃げ手ちゃんと読み取れるかが決め手です。
今回はブログのまとめをやっている人が3名逮捕!!
同じネタでブログを書いている人がたくさん居ます。
みんな、自分の意見を書いて「・・・・かもしれない」なんて。。。
その、同じネタの色んな人のブログを見て歩くのが大変なので、同じネタの内容をまとめたブログが「まとめサイト」って言われています。
まとめサイトでは、「・・・・かもしれない」が飛んじゃってたり、増幅してより強烈な「・・・・かもしれない」になってしまいます。
それで、今回は「西田敏行さんが危険薬物を使っている」と言うデマを本当のように書いて、西田敏行さんの業務を邪魔したって事で「偽計業務妨害」で3名のブロガーが逮捕されたって言う結果になってしまいました。
ネットビジネスには落とし穴がいっぱい
逮捕された3人は「ブログでお金を稼ぐ」って目的だったと思うのですが、それがエスカレートして、良い事・悪い事を見分ける力が無かったのでしょう。
みなさんも、何が正しいのかを判断する目を持って下さいね。
って書くと「インターネットって怖い物」って思われる方がいらっしゃいますが、インターネットはルールを守って正しく使えば非常に便利な物です。
便利なものは積極的に間違えないように利用しましょう!!